本堂
ご本尊、阿弥陀如来をはじめとして、弘法大師、聖観世音菩薩、十一面観世音菩薩、文殊菩薩など他にも多くの仏さまが祀られている本堂です。
弘法大師とご縁を結ぶことの出来る五鈷杵や、多くのロウソクやお線香をお供え出来る文殊菩薩には参詣者が絶えません。
本堂建て替えに伴うご喜捨のお願い
謹啓 時下檀信徒及び有縁の皆さまには、ますますご清祥のことと存じます。
平素から大福田寺の維持発展に格別のご尽力を賜り、深く心から感謝申し上げます。
当山は神宝山・法皇院 大福田寺と称し、今より約千四百年前、用明天皇(在位585~587)の皇子 聖徳太子(574~622)が伊勢の山田に御創建されたお寺が始まりとされています。
創建後、多くの火災・災害に遭い伽藍を失う事もありましたが、そのたびに再建し、永禄十年(1567)四月十八日、朝廷より山内保護の禁制札を賜り、そのおかげもあり元亀、天正年間の兵火では直接被害を受けることはありませんでしたが、近隣での度重なる兵火、劫掠(ごうりゃく)、風水害の難を受け、寺運は衰退。万治三年から寛文二年(1660~1662)に至り、当時の住職、深印法印は、尾張松平家に乞うて現在の地に堂宇を移築造営し今日に至ります。
大福田寺の現本堂は老朽化により近年各地で発生している大地震には耐えられない事が調査で判明しております。折しも令和6年に発生した能登大地震での寺社倒壊の様子は記憶に新しいことと思います。
また最近の調査に於いて現本堂は、日本で初めて憲法が発布された明治22年(1889)10月6日に上棟式が行われたことが判明しました。完成年は不明ですが、2~3年のうちに完成したとしておよそ130年前の建築物です。
本堂内にはご本尊である引き阿弥陀を始め多くの貴重な仏さまがお祀りされており、未来に引き継ぐ為にも倒壊対策や防火・防犯も考慮しなければなりません。
また古い建築物である為、床が高く、参詣の皆さまには急な階段も相まってご不便をお掛けしている事と承知しております。
そこでこの度、数百年に一度の大事業として本堂建て替えを発願致しました。
新しい本堂はバリアフリーを始め空調設備などを備えた檀信徒の皆さまが快適にご参詣いただける設計となる予定です。
時下経済状態極めて厳しい折、誠に恐縮ではございますが事情ご賢察の上、浄行達成に絶大なるご支援を賜りますよう、伏してお願い申し上げます
合掌
令和六年五月吉日
大福田寺住職 宇賀淳孝
ご寄進方法
ご寄進は無理のない範囲で支援賜れば幸いです
※通信費など諸経費の関係もあり、なるべく一万円以上(一口)でお願い致します。
あわせて瓦寄進を一枚千円でお願いしております。
お振込み先
百五銀行 桑名支店 普通 922928
振込先名義人:宗教法人 大福田寺
郵便 振替口座 00870-8-36723
ご希望の方には振込用紙が付いた案内をお送りします。
資料請求・お問合せは大福田寺寺務所(0594-22-0199)まで