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聖天堂

霊験あらたかな聖天さまがお祀りされている聖天堂です。

 

仏教では歓喜天と呼ばれる聖天さんとは、ヒンドゥー教ではガネーシャと呼ばれ、現世に福徳を授けるとされ、大変人気のある神様です。

体は人間、顔は象という非常に特徴的な外見を持ちます。

仏教にヒンドゥー教が取り入れられた際には十一面観音菩薩に帰依したとされ、ヒンドゥー教の場合には、単体で表現されますが、仏教の場合は、二体が抱き合った像となっています。

二体の場合、冠をつけ、もう一体の足を踏んでいるのが十一面観世音菩薩で、踏まれているほうが聖天さまです。

非常に力の強い神様で、望むことは何でも叶えて下さるといわれていますが、その代わりに相応のお参りをする必要があり、一度でも忘れたり怠ったりすると災いも大きいため、どこの寺院でもほぼ秘仏となっており、直接お姿を見られることはほとんどありません。

大福田寺の聖天堂には、聖天さまの他、五十九代宇多天皇、第三皇子真寂親王の御稔侍佛と伝わる厄難除不動明王や大黒天と毘沙門天、弁財天の三福合体を表した福徳優れた三面大黒天が祀られています。

毎月新しいものと交換する【福袋】も聖天堂で授与されています。

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